

あおは
たくさんの景色になり
あおは
たくさんの感情のなかにある
Hiroe

背中いっぱいに、
感じる、彼女。
じっと自分の絵を見つめる姿。
真っ白な紙に向かって描きはじめる瞬間がスキだ。
どうすれば、彼女を描けるか、
そう、
描けるか。
考えてることは
それだけだから。
明日はグリーンをのせた絵をかこうかな。
緑がきれいだしね。
ちょっと雨が降りそうだ。
今日は早く帰って、
明日は早起きしよう。
Hiroe

ガリバーの挿絵に魅了され、
船つくっちゃたファンキーなおっちゃん
テレビをぼーっとみていた。
「この絵がね、ぼくの人生かえちゃったんですよ」
あぁ、
わたしにもあった、そういえば
人生変えちゃった絵…なんておおげさだけど。
小学生だったと思う
母親の引き出しの中からみつけたポストカード
ないしょで一枚じぶんのものにした。
便りをかくなら、
明るい色をめいいっぱいぬって、
元気?
って言葉だけ。
でも手放せず
いつまでたっても自分の引き出しのなかにあるんだ。
Hiroe
土曜日の早朝からさくらをみていた。
お昼にはみんなでさくらをみていた。
夕方、すこし疲れた身体でデッサンをしてみた。
日光にあたりすぎたのか
さくらにあたりすぎたのか
昼間の色をひきずり、
眠たさの中で
描くと
こうなる。

Hiroe

一年前に描いたもの
写生だけどいいかげん
そのいいかげんさが
すき
Hiroe

よるの色にとけるさくら色
だいだいのひかりがまんまるに、
きらきらひかる。
水にゆれる
ゆれて境界線がわからなくなる。
みて、
こんなふうに
すごく
すごくきれいだったんだ。
絵にしてみても
そのときのひかりが
そのままにならないもどかしさ
伝わるかしら
伝わるといい
だからわたしは、
色をのせる。

